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HANAICHI
土地と人 そのあいだに在るもの
Traveling lands, weaving stories from understanding their customs, culture and ways of life.
菊地もなみ | Monami Kikuchi
HANAICHI主宰。
各地の風土や暮らしから生まれる表現を探究し、音や手触り、その場にある様々な要素と身体のつながりを作品にする。
俳優としてキャリアをスタートし、2016年より日本各地の地歌舞伎や伝統芸能を訪ね歩く。
静岡県舞台芸術センター(SPAC)舞台班、東京デスロック「再生」ツアー演出助手などの演出部を経験。
山形、兵庫、奄美大島、インドネシアなど各地でのフィールドワークを展開、
東北、山形の限界集落でのフィールドワークをもとにした作品「いのちのめぐり」(2022)や、豊岡演劇祭2022フリンジ「おしえて但東!」など。
香川さぬき映画祭2015審査員特別賞・なら国際映画祭2016上映作品「アヒージョ!」主演。
東京芸術祭ファーム2021 Asian Performing Arts Campメンバー。
日本語パートナーズ・インドネシア20期 (2023 国際交流基金)
2024年度アートマネジメント人材等海外派遣プログラム
インドネシア派遣(東京都、アーツカウンシル東京)
草花の観察、絵手紙、民俗にまつわるものが好き。
土地と人のあいだにあるものとは、なんだろう。
そこにあるひとつひとつが、私たちの身体に影響し、また私たちもその要素の一部です。
今一度、自分のまわりにある要素に繊細になってみたい。
私たちが何気なく過ごしているこの暮らしの中にある要素を、もう一度、見つめ直してみたい。
そこにある音や光、質感、匂い、温度、味、触感。
様々な要素を拾い、再構築することで
私たちはもう一度、新しく出会うことができるだろうか。
それは、見えているようで見えていなかったものに
もう一度出会うこと。
そこで呼吸している自分に気がつくこと。
そこに存在する自分に気がつくこと。
あなたの暮らす土地と人々のあいだにあるものは、どんなものでしょうか。
それはまた、遠く離れた誰かのなかに、違う形であるのだろうか。
What is between the land and the people living there?
Every single element of our surrounding environment affects our bodies.
In fact, we are part of it.
I want to look at these elements once again, with care.
The sound, the light, the texture, the smell, the temperature, the taste, the sense of touch.
What if I collected them piece by piece and put them together?
Maybe this will lead us to an awakening.
It is about seeing what we did not see.
It is about reacknowledging our breath and our existence.
What is between your land and your people?
Does someone in a faraway place possess it in a different shape?
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